ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

ピアノ教育への疑問

究極の「大人のピアノ遊び」の例

前回の記事を書いて以降、触発された方もいらっしゃるようで、そんな貴方の参考になるかもしれない、 「大人のピアノ遊び」の究極の例を見つけましたよ! 私が目指すのは、まさにこのレベルだね。 もっとも、私の場合は自分個人のライブハウスを作って、コン…

遊べるギター、遊びが許されないピアノ

前回の記事で書いた、私が買ったアコースティック楽器向けリズムマシンについて、使い方を紹介する動画を視た。 ある楽器店のギター担当者が説明する動画だ。 動画を視て気がついたのは、そのギター担当者が使う、ある言葉だった。 「このリズムマシンを使っ…

メトロノーム練習がうまくいかない理由

メトロノーム練習が苦手な人が多いのではないかと思う。 ピアノを習うと、「拍子感覚の養成が必要ですよ!」と言われて、メトロノームを買わされて、家でカチカチ練習するんだけど、とんと上手く行かずに、メトロノーム練習が挫折しがちになる。 子どもの頃…

姿勢と「クラシックピアノレッスン教」

2022年9月28日に、下記の記事が一瞬だけ「注目記事」のトップになったことに触発されて、以下の文を書きました: 2022年9月28日追記: あれ?この記事がとうとう「注目記事」の筆頭になったよ! というわけではないんだけど、私が実体験から個人的に確信して…

正真正銘のプロの音楽家を見つけた

田村まさか氏の動画チャンネル登録者数が1,000人を突破したんだね。 田村氏の最近の動画を何本か視て、田村氏の経歴・職歴やステージスキルを目の当たりにして思ったのが、田村氏は正真正銘の音楽家だ!ということだ。 田村氏は、プロの音楽家に適した素質を…

「ツェルニーの呪い」について

以下は、20220209にアメブロに書いた記事: いままで旧ブログ(はてなブログ)やこのブログで、 私にとっての 「ツェルニー(チェルニー)の呪い」的なものについていろいろ書いてきたが、 あくまでも、私の個人的な追求分野における巨大な足かせになっていると…

優れた先生は、優しい先生。

以下は、20220207にアメブロに書いた記事: 優れた先生は、優しい先生。 以上終了である。 理由は2つある。 優れた先生が、優しい先生なのは: ① 自分の能力に自信があるから 自信は、余裕を生み、 余裕は、優しさを生む。 逆に、 自分の能力に自信が無い人…

ピアノのお稽古のパラダイムシフト

以下は、20211021にアメブロに書いた記事: 何か月か前に日経の雑誌か何かのネット記事で、 ピアノのレッスン動画のサブスク&添削サービスを提供するスタートアップ企業があることを知った。 まだ若い創業者は、 高校時代にピアノで芸大を目指していたが進…

ツェルニーは、ピアノの「体育座り」である

以下は、20210921にアメブロに書いた記事: こんな記事があった: 「脱・体育座り」の中学校が話題…専門家オススメの座り方「歌膝」とは? 子供の“腰痛の原因”となる猫背もピンと!学校で馴染みのある“体育座り”が、子どもの体に悪影響をもたらすとして、体育…

ピアノ教師の仕事は「育てる」ではなく「選ぶ」

以下は、20210913にアメブロに書いた記事: ピアノ教師の仕事は「育てる」ではなく「選ぶ」である、 と、 どなたかのサイトに書いてあったが、 全くもって同感である。 実は、これが本当のところであろう。 もっと踏み込んで言えば、 ピアノのお稽古に限らず…

ほとんどの人はトランスクライビング(耳コピ)ができる

以下は、20210906にアメブロに書いた記事: 先日から書いている記事について、 私は、 トランスクライビング(耳コピ)は、ほとんどの人間が生まれつき持っている能力である、と思う。 (↑「ほとんどの」としたのは、ほとんどの人とは異なる聴覚や脳の機能を持…

楽譜信仰の呪いは恐ろしい

以下は、20210819にアメブロに書いた記事: 楽譜信仰の呪いは執念深くて本当に恐ろしいと、日々戦慄を禁じ得ない。 本来であれば、 音の情報⇔鍵盤の位置情報 のリンクが脳内に構築されるべきところ、 楽譜の情報⇔鍵盤の位置情報 のリンクが脳内に刻み込まれ…

ツェルニー嫌い

以下は、20210814にアメブロに書いた記事: なぜ私がクラシック音楽全般を聴く気にも、ましてや弾く気にもなれないかというと、子どもの頃のピアノレッスンでのツェルニー地獄ですっかり嫌いになってしまったからである。 私は、子どもの頃ツェルニーのリト…

クラシックピアノのレッスンの呪い

このブログにも書くことがなくなってきて更新をやめようと思っていたのですが、ひとつ書くことができました: もう何年も間違いつづけていることがあります。 ほんとうに簡単なパターンなんです。 基本中の基本中の基本のパターンなんです。 頭の中ではちゃ…

古い国産ピアノ

★ピアノの先生/出版社/放送局などへ: このブログに記載されている内容を、レッスンや出版などの営利目的/非営利目的(レッスン等で使用・販売する教材、レッスンで教える内容、宣伝等のためのブログ記事での使用等を含む、営利目的につながる可能性のある使用…

ピアノの世界の迷信

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大人のピアノの目標は、「出すぎた杭」になることだ_001

大人のピアノについて、自分の経験をもとにいろいろ書いてきましたが、 大人のピアノは、レッスンを受けるべきか?独学か?_001 - おんがくの彼岸(ひがん) 大人のピアノは、レッスンを受けるべきか?独学か?_004 - おんがくの彼岸(ひがん) 現時点での結論は…

「ネコふんじゃった」が泣いている

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ピアノが弾けることと、音楽ができることは、別物だ

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ピアノの練習と、呪いの言葉

野口晴哉氏の『風邪の効用』を読んだ。 この本に、興味深いことが書いてあった。 要約すると: 子どもに、「お前はなんて頭が悪いのかしら。頭が悪いから試験に落ちたのよ、だから勉強しなさい」と、励ますつもりで言っても、「頭が悪い」と、方向付けをして…

ピアノ警察 

最近、「着物ポリス」とか「着物警察」とか呼ばれる人たちについてのネット記事を読んだ。 「着物ポリス」とはよく命名したものだ! 若い女性たちのセンスは素晴らしいね。 ところで、それだったら「ピアノ警察」もいるんじゃないかな? と思った。 「着物警…

レインボーマンの替え歌にみる、子どもの音楽&即興能力【その②】

古いブログに書いた記事です: ===20180217=== 前回の記事で、1970年代に小学校で大流行した「レインボーマン」の替え歌の解明を試みましたが、 (前回の記事はこちら ↓ ) レインボーマンの替え歌にみる、子どもの音楽&即興能力【その①】 - おんがくの彼岸…

レインボーマンの替え歌にみる、子どもの音楽&即興能力【その①】

古いブログに書いた記事です: ===20180213=== 前回の記事のつづきです。 クラシックピアノの即興演奏について前々回の記事で書きましたが: クラシックピアノ即興演奏の動画(ポップス&ジャズの参考にもなる) - おんがくの彼岸(ひがん) 繰り返しますが、私…

子どもの即興能力を奪っておきながら、子どもをカモにするな

古いブログに書いた記事です: ===20180212=== 先日、クラシックピアノの即興演奏について下記の記事で書きましたが: クラシックピアノ即興演奏の動画(ポップス&ジャズの参考にもなる) - おんがくの彼岸(ひがん) 私は、私と同じ大人の素人さんの参考という…

ピアノ教育における脅し(インティミデイション)

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「ピアノが下手」なことのスゴみ

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ピアノ譜の「初級」「中級」「上級」

古いブログに書いた記事です: ===20171205=== ピアノの楽譜によく「初級」「中級」「上級」の区分けがされていますが、かならずしも「上級」の楽譜が音楽性が高いとは言えないと思うことがあります。 たとえば、ピティナの編曲オーディションの基準に、上級…