クリス・デイビス & クレイグ・テイボーン の『OCTOPUS』を、ようやく買いました! (もっと早く買いたかったけど、楽譜や本に出費がかさんでしまっていたorz。。。)
テイボーンさんと堂々と渡りあっているデイビスさんはスゴイ!と思いました。 個人的に、テイボーン信者なので、テイボーンさんの音(ピアノの鳴らし方)の右に出る人は、まずいない、と思っていますが、デイビスさんは、現代音楽の作曲法・ノウハウ・奏法という強力な引き出しを持っているので、テイボーンさんと渡りあえるんだなぁ、と思いました。 デイビスさんは、女性としては体格に恵まれていて(背が高い)、リーチがあって、テコの効果も期待できることも、強みの一つだなぁと思います。
動画で見た、デイビスさんの作曲した低音クラリネットのための室内楽も、いい曲だと思います(しかも、楽器のチョイスがオツです)。
デイビスさんは、サイドマンとしての経験も豊富なので、デュオ演奏でも安心感(信用)があるんだと思います。 (テイボーンさん然(しか)りですが、アメリカでは特に、サイドマン(脇役)としての積み上げがあるかどうかが、後年のキャリアに決定的に響いてくると思います)。
『OCTOPUS』での、テイボーンさんとの共演によって、デイビスさんに、テイボーンさんのお墨付きが下ったといえます。 デイビスさんは、インプロブ界で、テイボーンさんの後に続く地位を得た、つまり、テイボーンさんが卒業したエリアに、デイビスさんが登用されていくのではないかと思います。 これは、たいへんなことです! そして、当然のことながら、デイビスさんは、テイボーンさんの「小さめのコピー」では決してない。 デイビスさんならではのポジションを築いていくことでしょう。
アルバムの最後の曲がサン・ラの「Love in Outer Space」なのが、サイコーです!
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