おんがくの彼岸(ひがん)

大人の独学ピアニストtokyotoadのブログ

一流ミュージシャンのライブのネット配信

 

3月21日(土)19:00~ の 本田雅人 with Voice of Elements のライブ配信を見ました。 日本を代表するミュージシャンたちの名演奏を見られて有難い! だが無料で見るのは忍びない。 次回はカード決済などで視聴者からの気持ちが届くようになるといい。 

 

今後は、一流のプロの演奏は相応のお金を払って視聴するという風潮と仕組みができてほしい。

そういう仕組みが普及すると、有事のときに限らず、平時に戻っても(戻るかどうかわかりませんが)、物理的&時間的にライブ会場に行けない人たちが一流ミュージシャンのライブ演奏を楽しめるようになる。 生演奏にはかなわないけれど、ライブ会場に足を運ぶ交通費と時間コストを節約できるメリットはかなりあると思う。 日本国内の各地で行われるライブも見られるようになる。 自宅にいながらにして、各地の地元のライブハウスやフェスの公演を有料で楽しめるようになると、日本の中に良いお金の流れができる。 天下の通用が各地を巡るようになると、各地が潤うし、一見客相手の振れ幅の大きい観光産業に依存する必要がなくなり、観光公害が減るし、観光用のインフラを無駄に作る必要がなくなるから環境にも優しい(今ハヤリのSDGs的にも良い)。 

 

演者だけでなく、音響・照明・撮影・運営・事務方のスタッフもタダ働きにならないような、有料視聴の仕組みを誰でも気軽に利用できるようになるといい。 ネット配信専用のライブ会場も出てくるかもしれない。 客席スペースが全くない、お客に飲食を要求する必要もない、小規模なライブ会場は、楽器と音響照明設備と防音には依然としてお金がかかるけど、厨房設備が要らないし、客席スペース分の家賃も要らない(保健所関係や消防関係の認可の負荷も軽くなるのでは?)。 音響防音の設備がすでに整っている練習スタジオやレコーディングスタジオからの配信も可能ではないか。 社会の変化に応じて制度を変えれば可能だろう。 外からの変化に社会の仕組みを適用させれば、みんなが潤う。 みんなが潤うと、日本が潤って、文化度が上がり、文化コンテンツの付加価値が上がる。 

 

音楽ライブは、お客さんの年齢層が比較的若いので、これができると思います。 ジャズ&フュージョンは、お客さんの年齢層が比較的高めですが、若いころ現役で聴いていた現在60~70代の人たちはネットを使うので、ギリギリいけます。 歌舞伎や落語などの伝統芸能は、お客さんの年齢層がもっと高めなので、従来からのメディアであるテレビへの露出は必要になると思います(常連客への公演の告知をいまだにハガキで行っている伝統芸能もあります。どうしてかって、高齢のお客さんたちはパソコンやインターネットの無かった時代の人たちだから、いまだに電話やFAXや郵便のほうに慣れているからです。生活に比較的余裕がある優雅な人たちが高齢者に多いのも事実。でも、病気に感染すると重症化するのも高齢者。ますます家の中にこもっていることでしょう。巣ごもり時代の高齢者の取り込みは、やっぱりテレビを介してになるんじゃないかと思います)

 

20世紀の日本のものづくりは、まさにモノづくりだったが、21世紀には、質の高い工業製品に加えて、質の高い文化コンテンツをつくることも加わる。 これによって、日本の文化の付加価値が上がり、競争力が上がり、日本の文化の土台である日本語の存在力が高まる。 自国の言語の競争力の優位性は、非常に大きい資源なのだ。

 

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