ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

練習するのやめた

 

以下は、20210821にアメブロに書いた記事

 

練習するのをやめた、というか、練習方法をドラスティックに変えてみた。

もはや練習とはよべないようなことを始めた。

始めてから2週間経った。 そしたら、

「あれ~!?今まで、これは登るのが大きな山だなぁと思っていたものが、それほどでもなく感じるのは何故?」 と、

キツネにつままれたようだよ。

 

何が効いたのだろうか?

3年前からポツポツ続けてきたあれか? それに加えて、去年から追加して始めたこれか?

おそらくは、複合的に効いてきたのだろうが、

子どもの頃、ピアノレッスンの課題曲ではない、自分の好きなテレビまんがの曲を聞きよう聞き真似で好き勝手に延々と弾いていた時のこと思い出して、ドラスティックに方法を変えてみた結果が、思いのほか良いではないか!

ジャズピアノの本や、プロのジャズミュージシャンや、ほんの一握りの良い先生や、ジャズの先達さんたちが、書いてたり言ってたりする内容は、このことだったんだね! 

 

はは~ん、そうか。

さいころからクラシックピアノを習っている人がジャズピアノをかじろうとして上手くいかない理由のひとつがわかったような気がするよ。

もちろん、ピアノを習ったことによるアドバンテージもあるが、

クラシックピアノを習ったことによるハンデが、同じくらい、いやそれ以上に大きいのではないか。

 

ピアノを習ったことのない人のほうが、いとも簡単にあっさりできてしまうことが、きっとあるだろうね。 

片寄りまくった情報と見当違いのプライドで頭がコッチコチに固まっている人よりも、すんなり超えられるハードルがあるかもね、というか、

 

ヘタにクラシックピアノのお稽古によってマインドセットを汚染されてしまった人たちよりも、

ピアノを習ったことがない人には、

けっつまずくハードルそのものが存在しないかもしれないね。

 

 

tokyotoad=おんがくを楽しむピアニスト

 

もとの記事@アメブロ

練習するのやめた | おんがくの細道

 

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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。

「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。

tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。

 

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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。

 

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