以下は、20210822にアメブロに書いた記事:
さっきの記事に追加して、
クラシックピアノのお稽古の練習は、いうなれば「罠(わな)」だね。
「そんなことはない!」
って言う人は、B-to-Bの演奏家としての本業が多忙な傍らで、
片手間に先生をしている、正真正銘のプロミュージシャンの人たちだろうね。
でもね、正真正銘の本当の先生は、
「クラシックピアノ教師」の看板を掲げている100人中、
せいぜい1人か、甘く見積もって2人なんだ。
だから、ここが「罠(わな)」なんだね。
この世の摂理として、
かろうじてプロと呼ばれるにふさわしい人は、その業界の10人に1人しかいない。
でも、
本当にその業界を代表できる人は、
100人に2人、いや、実際には
100人に1人なんだよ。
これは、この世のあらゆる業界・分野に共通することだ。
裏を返せば、
100人中90人は、プロとしては落第なんだ。
だから、将来ある人たちに言いたいのは:
まずは最低でも、上位10%に入ること。
上位10%に入れば、
さらなる上位2%に入れる望みが有る。
そして、しゃにむに頑張って
上位2%に入ったら、
もうひと頑張りして、
上位1%に入る。
そうすれば、その業界で、なんとか安泰に暮らしていける。
私がスゴイ!と思ってオンラインライブを視聴したり音源を買ったりしているミュージシャンは、
上位1%の、そのまた1%だ。 つまり、
「自称プロ」の人たちの
10,000人に1人(上位0.01%)の人たちだね。
私が苦労して稼ぐお金を浄財として喜捨してもいいと思う人たちは、
上位0.01%の人たちです。
じゃないと、私が稼いだ、ささやかでもとっても愛おしいお金たちが泣くからです。
お金は汚いものじゃないよ。
自分が限り有る人生の時間を捧げて稼いだ、
かけがえのない、自分の価値です。
tokyotoad=おんがくを楽しむピアニスト
もとの記事@アメブロ:
クラシックピアノのお稽古の練習の「罠(わな)」 | おんがくの細道
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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。
「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。
tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。
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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。
tokyotoad