ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

生き物はスゴイね!

 

以下は、20210923にアメブロに書いた記事

 

生き物はスゴイね!

人間はスゴイよ!

 

頭で考えて、試行錯誤して、工夫しながら続けていくと、

相応に結果が出てくるね。

 

それだけの資質を持っているんだね、人間って。

ただ言われるまま、教えられるままでは、人間の最も尊い資質が発動しない。

迷える羊の群れのままだ。 いや、鴨のままだ。

 

結局は、自分に主体があるかどうか。

世の中、何をやっても、そうだね。

そして、自ら工夫することだ。

ライムスターが歌うところの、K.U.F.U. だ。

 

それにしても、人間の身体はスゴイ。

そう思えたのは、4年間、自分で試行錯誤してきたからだね。

ピアノを弾く人たちや、道行く人たちを観察して、本を読んで、ネットで情報を探して、

この人は!と思った一流のプロの動画を観察して、

身体操作のセッションに参加したりして、

自分で自分に問いかけながら、続けてきたからだね。

先生に言われたとおりに、ダメ出しを受けて悲愴にやっても全然ダメだったのに、

自ら学んで考えて、主体的に、能動的に、工夫しながら続けてきたら、

最近は、ピアノを弾く腕に、手に、力がみなぎって、格段に弾きやすくなった。

芯のある音で弾けるようになったし、腕から先の安定感が全然違う。

あと何年かで還暦なのに、 

運動能力に起因するミスも少なくなって、自分でもなんだかコワイよ。

子どもの頃の演奏は、一体全体何だったんだろうね?

いわゆる末端的な指導は意味が無いことが、よくわかったよ。

意味が無いばかりか、人によっては逆効果になるだろうね。

そのほうが、ずーっと上達しないから、ずーっと「良い生徒」でい続けるけどね、

先生にとってのね。

私は最悪の生徒だ。 誰かにとっての「最悪」は、自分にとってのサイコーだ。

 

すべては、つながっている。

一事が、万事。

ピアノだけ上手になるわけがないんだよ。

 

これからもずっと、試行錯誤と工夫を続けていくよ。 そして、

来年の今ごろは、

生き物ってもっとスゴイ!

人間ってもっとスゴイ!

と思っているに違いない。

 

 

tokyotoad = おんがくを楽しむピアニスト

 

もとの記事@アメブロ

生き物はスゴイね! | おんがくの細道

 

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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。

「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。

tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。

 

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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。

 

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