ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

先入観を捨てる

 

以下は、20211005にアメブロに書いた記事:

 

斎藤一人さんの本を何冊か持っている。

斎藤一人さんの考え方には真実が有る、と思う。

斎藤一人さんは、商いが上手い。

 

健康食品の販売と本の執筆&講演が、斎藤一人さんの生業のようである。

 

健康食品の販売と本の執筆は最強の生業のふたつだろう。

加えて、

占いや宗教、ヨガなどの運動や各種芸術系のお稽古ビジネスも

最強のビジネスだ。

なにせ、国家資格が要らないうえに、

買った客から「効果が無かったじゃないか!(怒)」とクレームされないからだ。

客本人の「努力」や「考え方」に依る部分が大きいので、

商品やサービス自体の効果を定量的に計測できないから、

客はクレームできないのだ。

 

お稽古ビジネスも、宗教みたいなところがある。

 

宗教では、

お金を払う方が土下座をし、

お金をもらう方が偉そうにしている。

通常の経済行為では考えられないことだ。

だが、この手のやり口は、いろいろな姿で社会の中に広く浸透している。

 

だからこそ、

先入観を捨てることが大切だ。

お財布の口をしっかりと握って、

「○○をしなければ上達しない」

って、いったい誰が言ったんだ?

と、お金を払う前に

常に思うことが、大切だ。

 

「○○をしなければ上達しない」は、

「墓参りをしなければ地獄に落ちるぞ!」

と何ら変わらない、

脅しかもしれないのだ。

 

やっかいなのは、

「○○をしなければ上達しない」と言っている側の人が

すでに、ずーっとそのように脅されて生きてきたことに

気がついていない場合だ。

 

先入観や、こだわりや、意固地は、

脳のキャパと、脳のパワーと、時間と、お金を奪う。

奪われたこれらのリソースを、

自分の脳をいつも風通し良くして自ら試行錯誤するのに充当したほうが

ずっと効果的な場合が多くある。

 

 

tokyotoad = おんがくを楽しむピアニスト

 

ameblo.jp

 

 

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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。

「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。

tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。

 

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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。

 

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