ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

風流の道

 

以下は、20220225にアメブロに書いた記事:

 

風流の道。

この世で最も贅沢なクエストだ。

 

風流の道を、一言で言うと、

それを行い継続することによって

どんどん貧乏になっていく道だ。

 

言い換えれば、

それを行いずーっと継続していくと、

金銭的な収支がずーっとマイナスのままなので、

続ければ続けるほどお金がどんどん無くなっていく道だ。

 

いくら仕事をしても儲からない事業活動、

ずーっと赤字のままの会社経営、

最初に投資した設備や機材の金額を何年たっても回収できないビジネス、

そして、

趣味道楽。

これらが、

風流の道だ。

 

お金は、稼ぎにくく、使いやすい。

お金は路上に落ちていない。

1円を稼げるようになるためには大変な努力と労力が必要だが、

1万円を使うことは、ほんの一瞬で済む。

 

風流の道を続けると、

お金がどんどん減っていく。 

それでも平気で続けていられるためには、

ジャガーさんのように自分の事業で稼いだお金で損失を補てんするか(←税金対策を兼ねていたのかもしれないが)、

不動産や金融資産を運用して稼いだお金で損失を補てんするか、

自分が雨風をしのぐ場所や食事などの生活費を含めて

パトロン(親や配偶者を含む)に金銭的に面倒を見てもらう。

いずれにせよ、全うな仕事やビジネスと呼べるものではない。

お金が出て行くのだから、趣味道楽である。

 

私の場合、

風流の道については、ほどほどに追求していきたい。

 

 

tokyotoad=おんがくを楽しむ風流への道を歩くピアニスト

 

 

もとの記事@アメブロ

風流の道 | おんがくの細道

 

 

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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。

「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。

tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。

 

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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。