このところ断捨離の日々でした。
還暦まであと何年かに迫るなか、
人生の第二章を軽やかにスタートできるように、
今まで生きてきてたまったものを整理し始めた。
そんななか、何年も箱の中に入れっぱなしだった、
中学時代からお小遣いで買い集めたLPレコードのために、
LPレコードラックを買って、収納&ディスプレイしたよ!
といっても、30枚もない...。
LPは中高生には高かったもんね...。
大学生のときもあまり買えなかったよ、
そのうちに時代はCDになったんだ。
そんな、とってもささやかな私のLPレコードコレクションを改めて見たら、
なんと、谷山浩子のLPを3枚も買っていたよ!
最多はユーミンで7枚近く。アッコちゃん(矢野顕子)が5枚ぐらい。
大貫妙子女史のLPは、残念ながら1枚だけ。
大貫女史までお小遣いが回らなかったんだ。
↑そのかわりCDはたくさん持ってるよ!
そして、オフコースのLP!何枚か持っている。
↑田園コロシアムのコンサートのオフィシャルパンフも買っていたことが判明!
久保田早紀の2枚目のアルバムも持っていた!
↑残念ながら「異邦人」は入っていない...。
YMOは、1枚目・2枚目・「増殖」だっけ?小さめの盤のアルバム。
坂本龍一は、「千のナイフ」と、カクトウギセッションによる「Summer Nerves」。渡辺香津美さん他とのプロジェクト「KYLYN」も。どれも宝物だ。
そして、なんと、山口美央子を2枚も買っていた!
洋ものはTears for Fearsの「Songs from the Big Chair」ってタイトルだったっけ?彼らの地味なブリティッシュサウンドが非情なまでにアメリカナイズされた音になり果ててしまったが、世界的なヒットアルバムだ。
レコードラックの前面にどのジャケットを飾ろうかなと迷って、
「KYLYN」と教授の「Summer Nerves」と最後まで迷ったんだけどね。
「ボイジャー」。当時、日本の映画会社が制作した特撮SF映画(三浦友和が主演だったかなぁ?)のエンディングの歌も入っているんじゃないかな? 当時ニッカウィスキーかなにかの、2台のロボットが登場するウイスキーのCMに使われた歌も入っている。「ボイジャー」は全体的にオツ過ぎてあまり評判良くなかったような印象があるけれど、つまりは、全体的に大人サウンドでとっても洗練されていてカッコイイんだ!ジャケットも、都会の海を泳ぐユーミンみたいなイメージで、あの頃の日本の栄耀栄華が懐かしい。あの頃の日本よ、もう一度!
20220531に追記: たいへんな一枚を忘れていた! Phew さんの「Phew」も持っている!高校時代(だったかな?)に発売と同時に買って、当日の深夜まで何かにとり憑かれたように聴きまくって翌日頭痛で学校を休んだ、Phewさんの強力な呪力が感じられる名盤だ。
20220603に追記:もう一枚、忘れられないLPがある。さだまさしの「夢供養(ゆめくよう)」だ。このレコードについては、或るとても悲しいトホホな理由で、失ってしまった...。明治以降の日本純文学を聴くような、さださんの叙情溢れる音楽もさることながら、幻想メルヘン的なジャケットの絵がとても良かったんだ。あのころに人気を博した画家の人たちの絵を今再び鑑賞してみたい。
tokyotoad
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このブログ「おんがくの彼岸(ひがん)」は、私 tokyotoad が、中学卒業時に家の経済的な事情で諦めた「自分の思いのままに自由自在に音楽を表現する」という夢の追求を、35年ぶりに再開して、独学で試行錯誤をつづけて、なんとかそのスタート地点に立つまでの過程で考えたことや感じたことを記録したものです。
「おんがくの彼岸(ひがん)」というタイトルは、「人間が叡智を結集して追求したその果てに有る、どのジャンルにも属さないと同時に、あらゆるジャンルでもある、最も進化した究極の音楽が鳴っている場所」、という意味でつけました。 そして、最も進化した究極の音楽が鳴っているその場所には、無音静寂の中に自然界の音(ホワイトノイズ)だけが鳴っているのではないか?と感じます(ジョン・ケイジはそれを表現しようとしたのではなかろうか?)。 西洋クラシック音楽を含めた民族音楽から20世紀の音楽やノイズなどの実験音楽まで、地上のあらゆるジャンルの音楽を一度にすべて鳴らしたら、すべての音の波長が互いにオフセットされるのではないか? 人間が鳴らした音がすべてキャンセルされて無音静寂になったところに、波の音や風の音や虫や鳥や動物の鳴き声が混ざり合いキャンセルされた、花鳥風月のホワイトノイズだけが響いている。 そのとき、前頭葉の理論や方法論で塗り固められた音楽から解き放たれた人間は、自分の身の中のひとつひとつの細胞の原子の振動が起こす生命の波長に、静かに耳を傾けて、自分の存在の原点であり、自分にとって最も大切な音楽である、命の響きを、全身全霊で感じる。 そして、その衝動を感じるままに声をあげ、手を叩き、地面を踏み鳴らし、全身を楽器にして踊る。 そばに落ちていた木の棒を拾い上げて傍らの岩を叩き、ここに、新たな音楽の彼岸(無音静寂)への人間の旅が始まる。
tokyotoadのtoadはガマガエル(ヒキガエル)のことです。昔から東京の都心や郊外に住んでいる、動作がのろくてぎこちない、不器用で地味な動物ですが、ひとたび大きく成長すると、冷やかしにかみついたネコが目を回すほどの、変な毒というかガマの油を皮膚に持っているみたいです。
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↑ 不本意にもこんな野暮なことを書かなければならないのは、過去にちまたのピアノの先生方に、この記事の内容をパクったブログ記事を挙げられたことが何度かあったからです。 トホホ...。ピアノの先生さんたちよ、ちったぁ「品格」ってぇもんをお持ちなさいよ...。