ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

日本の歌謡シーンの珠玉の動画集(その②)

 

前回の記事の続き。前回の記事は  ↓ :

 

⑤下記の動画の、なかざわけんじ(H20)「想い出がいっぱい」。テレビアニメの主題歌にもなった、日本のニューミュージックの代表的スタンダードナンバー。J-POPなんていう呼び名が作られるはるか以前から、日本のポップスに黄金のニューミュージック有り!いや日本のポップスはこれからも永遠にニューミュージックだ。 庄野真代さんのこの曲もキャッチーなサビがとびきり素晴らしい名曲だが、テレビCM用の曲づくりの要請によってサビから曲を作っていったんだなぁと思えてしまうのと、(好き嫌いがあると思うが)全体的に曲からヤマハ音楽振興会の典型的な「正しい」香りがどことなく漂ってくるので、庄野真代さんだったらやっぱり「飛んでイスタンブール」が聴きたいなぁ。(←この頃から、[ 新曲をテレビCMに起用してもらって大規模なメディア露出を図ることでレコードを売る] という戦略が使われ始めた。もともとはアメリカで使われ始めた手法を取り入れたんだと思う。)

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⑥下記動画の、あいざき進也「恋のリクエスト」ダ・カーポ「結婚するって本当ですか」。 あいざき進也さんと、前回の記事の動画④の城みちるさんとの区別がつかない人が、ごくたまにいるようですが、これらの動画でキッチリ確認されたい。あいざきさんの今も変わらぬアイドルパフォーマンスは圧巻。 ダ・カーポといえば「結婚するって本当ですか」が名刺代わりの一曲だ。 平山みきさんの歌も当時を彩った。: 

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⑦下記の動画の、紙ふうせん翼をください堀江淳「メモリーグラス」。 紙ふうせんの名曲といえば、哀愁のストリングスアンサンブルから突然ギターとベースのエッジィなユニゾン(だったと思う)のシンフォニックロック形態に変化(へんげ)する衝撃的なイントロの「冬が来るまえに」だが、今回は赤い鳥時代の名曲。 〽水割りをくださ~い~の「メモリーグラス」も懐かしい。ニューミュージックの頂点ともいえる曲だ。:

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⑧下記の動画の、辺見マリ「経験」西口久美子(青い三角定規)「太陽がくれた季節。 小学校のころ、教室で男子たちが「〽やめてぇッ...」をマネしまくっていた、成熟した大人の恋愛を歌う辺見マリさんの変わらぬセクシーさを見習いたい!人間、セクシーさを失ったらおしまいだ、と思い知った。セクシーさとは、生命力だ。健康で魅力的で、心を若返らせる生命力を放棄してはいけない!と思った。 中村晃子さんの「虹色の湖」も、耳に残ってしまう印象的でいい曲だ。  そして、西口久美子さん(青い三角定規)が歌う「太陽がくれた季節」。 太陽がくれた季節 ー それは、青春。 い三角定規という、日本という国が青春の真っただ中を夢中で走っていた時代を象徴するグループ名の男女3人組のメインヴォーカルとして躍動的なパフォーマンスを繰り広げていた西口さんは、21世紀も引き続き青春の真っただ中だった! アクティブに歌う西口さんのカッコよさもさることながら、なんといってもこの曲はイントロからカッコ良すぎるんだ!! 青春の生き急ぎ感をこれ以上ないほど盛り上げる、リズム感あふれる短いイントロからすぐさま歌に入り、1stコーラスを歌い終わるや間奏もそこそこに2ndコーラスに突入していくスピード感に満ちた楽曲構成が、時代を夢中に駆け抜ける若者たちの姿を見事に表現している。 それにダメを押すのが、ロマン派の手癖ともいえる[ vii゜⇒  i ](←ホームキーでは : [ ivのvii゜ ⇒ iv ])のケイデンスで歌い始めから掴(つか)んでくるやるせなく美しいメロディで、若さゆえの悩み多き多感な青春時代の描写に一役買っている。 子どもの頃、私は、この曲が大好きで、もう本当に大好きで、大声で歌いまくっていたよーーーーーっ!!!!! そして、半世紀以上を生きてきた今、改めて思う: 青春を忘れた人は、人と言えるのか?と。 人生有る限り青春を走り続ける西口さんに、ただただ啓発されるばかりだ。:

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これらの動画の元のサイトは:

www.nkk.or.jp

 

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