ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ道楽の日々

⑤【移動ド クロマティックソルフェージュ】+【コードスケール理論】 = 私の場合(その⑤)

冒頭の画像の詳しい説明は、下記のはてなブログの記事にあります👇


👆冒頭の画像(F#/Gbがトニックの図)が有ります。他のキーの図はありませんが、F#/Gbがトニックの図だけあれば、ずらして他のキーに当てはめればいいだけです。これが本当の脳トレですよ! それから、図面とか譜面とか視覚情報に頼るクセがついてしまうと、即興演奏への潜在能力が大きく潰されてしまうと思います。 ケンバンと自分の脳との間に図面や譜面などの視覚情報を差しはさむと、「耳 - 脳」という本来の音楽的な発達が著しく遮られると思います。
👆冒頭の図には、「移動ド クロマティックソルフェージュ」の全ての呼び名は書いていません。上記のリンク先の記事の続きの記事に、「移動ド クロマティックソルフェージュ」の全ての音の呼び名があります。



前回の記事(その④)からの続きです。

音楽素人の私がかれこれ4年、まったりと続けているのが、
[移動ド クロマティックソルフェージュ]+[コードスケール理論]を使って、
  代表的なコード ⇔ 代表的なスケール/モード を、
紐づけして覚えていく、ということです。  


というわけで、私が続けているのは、
コードだけ覚えるというのでは、ありません。
コードと、というよりも、
「スケール/モードと、スケール/モードに内包されているコードを、同時に、覚えていく!」
というやり方です。
コードとスケール/モードを紐付して覚える方法を教えます!と唱える先生は、今現在、ピアノ教育界隈では、いないみたいですね。
 
(👆ジャズピアノを専門に教える先生(=ジャズピアニスト)は、この方法で教えたいんでしょうけど、「手っ取り早くジャズを1曲弾きたい」と希望する生徒さんに、この方法を熱心に教えようとすると、生徒さんがつまらなく感じて辞めてしまうかもしれないから、教えにくいんでしょうね)

一方、
「スケール/モードと、スケール/モードに内包されているコードを、同時に、覚えていく」やり方は、(エレキ)ギター界隈では、普通のことじゃないかと、私は思います。

私は、ピアノ教師よりも、ギター愛好家のほうが、コードとスケール/モードの関係について遥かに詳しいと実感しているので、
国内外のプロのギタリストのユーチューブ動画を視あさっていた時期が有ります。
(👆国内外を問わず、ほとんどの 'ピアノの先生'(←本物のジャズピアニストは除く) は、偉い作曲家の楽譜をミスタッチ無く正確に再現演奏する以外の技術を全く持っていない、または、持っていたとしても、無いに等しいくらいお粗末です。)

どうして、私が、
「スケール/モードと、スケール/モードに内包されているコードを、同時に、覚えていく!」
という、ギター界隈でよく有るやり方を、ピアノで使っているのか?
の理由は、
コードに使えるスケール/モードを自分のモノにしていなければ、即興演奏することは難しい、と実感しているからです。

2010年代、私は、
「正真正銘の超一流のプロのピアニスト/ケンバニストさんたちは、一体どうして、自由自在&縦横無尽かつ超高速の、すざまじい即興演奏(=アドリブ演奏)を、微笑みながら!できるのだろうかっ!!!???」
について解明しようと、
いろいろなサイトや動画や、超一流のケンバニスト/ピアニストさんたちのCDを聴いたり、ライブに行ったりと、考え続けました。
その結果、
左手のコードだけ覚えても、そのコードに使えるスケール/モードを自分のモノにしていなければ、即興演奏するのは難しい、と私は実感しています。

基本的に、素人は、
正真正銘のプロの演奏家の実演奏を聴きまくってマネるのが王道!
だと私は思います。
理由は、
人は、マネをするお手本のとおりに成るからです。
正真正銘の超一流のプロの演奏家は、彼らの音楽の次元が途方もなく違います。
そして、最初が肝心です。
最初から良いお手本をマネすれば、当然、良いお手本に似てきます。
特に、
彼らのライブに通いまくり、彼らの演奏を聴くことを通して、彼らが演奏中に発散する超一流の音楽オーラを吸収することが最も王道!だと思います、お金が有れば!(泣) 

そうしているうちに、
クラシックピアノ界で褒めそやされる「超絶技巧」の「高速演奏」は、実はそんなに「高速」ではないことも、超一流の本物の演奏者たちの演奏を聴いていると、わかってくる。 

その理由も、わかった。
それは、
「他人が作ったもの」の再現演奏は、結局のところ、いつまでたっても自分のモノにならないからです。
【作曲者 ⇔ 楽譜 ⇔ 自分 ⇔鍵盤】
という、脳内の処理プロセスから、永久に開放されないからです。 

これに対して、
「自分のリアルタイム創作活動」という即興演奏(=アドリブ演奏)は、 
【作曲者(=自分) ⇔ 鍵盤】
という、最短の脳処理プロセスが実現できるからです。

だから、
正真正銘の超一流のプロ演奏家のアドリブ演奏(=即興演奏)は、和声やリズムが高度に洗練されたうえに、縦横無尽かつ高速の、圧倒的ですざまじい内容になる。
彼らは、20歳前後までに、
音楽語で流ちょうに話せる(=演奏できる)レベルの音楽語のプロフィシェンシーを確立していたので、
若い頃に音楽業界にとっかかりを掴めて、今まで第一線で生き残っているわけです。
これは、ジャズ/フュージョン出身者に顕著です。
当然ながら、
ジャズ/フュージョン出身の演奏者は、20世紀の和声を自分のモノにしていますから、エグい和声を縦横無尽に入れ込んでくる演奏を、微笑みながら、連日連夜、何時間も、平気で続けます。 
エグい演奏=業界プロ。 
また、
音大のピアノ科出身者の中にも、かなりの現代和声を使いこなす人たちがいて、ジャズ/フュージョン系が寡占する、お金になる(👈ここ重要!)音楽業界において、演奏仕事の頂点の座を守っています(もともと子どもの頃からエグい和声をディグっていたのか、あるいは、音大卒業後に「稼ぐために!」血を吐く努力によって培ったものと思われます)。
演奏の仕事で稼いでいる人が、プロ演奏家です。 
音大の作曲科出身者は、ピアノ科出身者よりも、当然ながら基本的な和声に詳しいので、基本和声に積み上げたテンションコードをディグった作曲家は、ジャズ/フュージョン出身の演奏者の向こうを張るエグい和声を使いこなします(その典型例が、坂本龍一)。  


なんだか、本題に入る前に、長くなってしまったので、本当に書きたいことは次回にします。


~ピアノ方丈記