ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ道楽の日々

「コード奏法」について、非常に勉強になるレッスン動画(その②)

 

先日noteに書いた記事👇

note.com

 

のコピペです👇

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先日の記事(その①)の続きです。

ピアノ教育業界が宣伝するところの「コード奏法」とは、いったいどんなものなのでしょうか?

お勉強好きなピアノ愛好家の皆さんに、ドリルをやっていただきます。
あ、もしも、お友達のなかに、ギター愛好家さんがいたら、いっしょに以下の譜面を見て、下記の問いに答えよ:

【設問①】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問②】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問③】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問④】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問⑤】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問⑥】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問⑦】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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【設問⑧】以下の楽譜の音楽は、コード奏法か?答えよ(10点):

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いかがでしたでしょうか? 

では、答え合わせです。  

①👇

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🎹ピアノ愛好家:👆これはブルグミュラーではないか!コード奏法ではないに決まっているではないか!馬鹿者め!
🎸ギター愛好家:コード奏法だね。左手でコードをストロークしてるもん。最初のコードはAマイナーのようだね。

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🎹ピアノ愛好家:👆ショパンではないか!コード奏法ではないに決まっているではないか!馬鹿者め!
🎸ギター愛好家:コード奏法だよ。左手でコードをアルペジエイトしてるもん。コードはC#マイナーみたいだね。

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🎹ピアノ愛好家:👆これもショパンではないか!コード奏法ではないに決まっているではないか!馬鹿者めが!
🎸ギター愛好家:これもコード奏法だよ。左手でさいしょにベースラインを弾いてからインナーヴォイスを弾いてるみたいだからね。冒頭の小節では、ベースラインとインナーヴォイスを合わせると、トライアドのコードになるって、ベース音がFの「D♭メイジャー/F」だね。つまり、D♭メイジャーのファースト・インヴァージョンだね。えーと、クラシック日本語ではなんて言ったっけ?「ダイイチテンカイケイ」だったっけ? クラシック日本語の呼び名は、「first inversion(ファースト・インヴァージョン)」を日本語に訳したものだよ。

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🎹ピアノ愛好家:👆バッハではないか!コード奏法ではないに、決まっているではないか!馬鹿者めが!
🎸ギター愛好家:うーん、これは、コード奏法とはいわないかもね。左手もメロディーラインになっていて、コードをストローク弾きもアルペジオ弾きもしてないもん。 ただ、この楽譜の最初の部分を見たジャズ愛好家さんのなかには、メロディーの一音一音ごとに、頭の中でコードが聞こえる人がいると思うよ。 
 それから、ソプラノ(メロディーライン)とベイス(ベース)だけの2声の楽譜でも、バロック時代のコードシンボルが書かれているバッハの楽譜もあるよ(👇この記事のリンク先の本のこと):

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🎹ピアノ愛好家:👆これだ!これこそが、コード奏法の楽譜であーる!なぜなら、楽譜の上にコードが書いてあるからだ!一目瞭然ではないか!馬鹿者め!

🎸ギター愛好家: なんかさぁ、さっきから、ピアノ愛好家さんの言うことが全然ピンと来なかったんだけど、なーんだぁ、そういうこと(笑)? えー!? ピアノの世界では、「コードシンボルが書いてある楽譜を弾くこと」を「コード奏法」って言うの!? あっはっはっは、あっはっはっは(大笑)

🎹ピアノ愛好家:何がおかしいのだ!? だいたい、ギターなんていう、小型の劣った楽器を弾く分際で、ピアノ愛好家を笑うとは!言語道断であるぞ!

🎸ギター愛好家: だってさー、ピアノ愛好家さんが言っていることが、トンチンカンなんだもん! ピアノ愛好家さんが「コード奏法ではない!」って言った、クラシックピアノの楽譜なんてさ、それこそコードの集合体でしょー!
ていうか、西洋音楽は基本的に、ハーモニーの集まりであるコードの音楽なんだから、そんなこと言ったら、なんでもかんでも「コード奏法」だよー!あっはっはっは!
 あ、そうそう、西洋音楽で唯一の例外みたいに聞こえるのが、バッハのインヴェンションかもしれないけどさ、あれだって、メロディーラインとベースラインが、互いに動き合う中で、特定のコードが聞こえるようにできているでしょ?  

🎹ピアノ愛好家: 「コードだと!?」ああそうか! ギター愛好家は、「和音」のことを「コード」「コード」と呼んでいるのか! 野蛮で無知なのは、ギター人、貴様(きさま)のほうではないか!

🎸ギター愛好家: あーそうか!クラシックピアノ人さんは、「和音」という日本語が「chord(コード)」の和訳だってことを知らないんだねー! だから、「C#m」とか「A♭」が「コード」になっちゃっていて、「和音」は「chord(コード)」ではないのであーる!と思い込んじゃってるんだねー! 「chord(コード)」を日本語に翻訳した「和音」は、漢字になっちゃってるし、カタカナの「コード」と同じものには、とてもじゃないけど見えないもんねー!  
 あのねー、コードは和音、和音はコードのことなんだよー! 


🎹ピアノ愛好家: 私を馬鹿にするとは(怒)! では聞くが、貴様(きさま)は、この「コードネーム」なるものを見ただけで、先ほどの楽譜に「和音」をつけられるというのか!?」👇

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🎸ギター愛好家: つけられるよー。  

🎹ピアノ愛好家: たとえば、このような和音で演奏するのか?👇

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🎸ギター愛好家: あはは、この曲には、こんなベタな4拍子のストローク伴奏は合わないから、ちがうリズム感で伴奏をつけるんだよ。

🎹ピアノ愛好家: どのようなリズム感なのか?

🎸ギター愛好家: ほら、20世紀になるとさ、クラシック音楽にも、東南アジアやインドの音楽の影響が入って来たでしょ? 
 同じように、20世紀後半には、世界各地の音楽の影響がジャズに入って来たんだよね、中南米の音楽とかね。 
 原曲がどの地域の音楽なのか?に思いを合わせて、リズムを感じて演奏することが多いよ。 

🎹ピアノ愛好家: では、最初の設問にあった、これらの楽譜👇も、コードネームを見て、ふさわしい伴奏をつけるのか?

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🎸ギター愛好家: そうだよー。 原曲が作られた地域や、ジャズだったらどの時代に流行ったジャズなのか、それから、原曲が何のために作られたのか?に思いを合わせたり、原曲が歌の場合は歌詞の内容に思いを合わせて、演奏の雰囲気を決めることが多いよ。

🎹ピアノ愛好家: だが、これらの「コード」なるものを覚えるのは、大変に思われる。 むしろ、クラシックピアノの楽譜は、楽譜に書いてある音をそのまま弾けばよいから、私にとっては、クラシックピアノの楽譜をそのとおりに弾くほうが、よほど簡単に思われる。👇

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🎸ギター愛好家: 自分にとっては、「この音しか弾いちゃだめ!」っていうクラシックピアノの楽譜のほうが、コードの枠組みの中で自分で自由に弾くことができないから、苦しく感じそうだよー。 
 それに、たとえば、👆の楽譜の左手のアルペジオ弾きって、同じコードの中でほとんど同じ音を繰り返すだけみたいに見えるね。単調でつまらなく感じるよ。

🎹ピアノ愛好家: なに? つまり「嬰ハ短調」の「 I 度」の和音の弾き方は、これ以外にもあるのか!?

🎸ギター愛好家: あるもないも! 「C#m」のコードシンボルで押さえられる音の組み合わせや弾き方なんて、たくさんたくさんあるよー。

🎹ピアノ愛好家: それらを、お前は、全て覚えているのか!?

🎸ギター愛好家: 覚えるもなにも、ギター雑誌やネットに、コードシンボルの押さえ方なんて山のように出ているから、それらを見ながらいろんな曲を弾いて遊んでいるうちに、できるようになっちゃったよー。

🎹ピアノ愛好家: 何と! では、お前は、これらのコードネームなるものの演奏法を、高名なギターの先生に習ったわけではないのか!?

🎸ギター愛好家: はぁ? こんなものをお金を払って習うなんて! はははは! だって、家で自分で覚えられるじゃないかー!?

🎹ピアノ愛好家: 何だと!? いや、私はとても覚えられん。 高名な先生にレッスンを受けなければ、とても覚えられるとは思えん。

🎸ギター愛好家: それは、あなたに、覚えようとする気が無いからだよ。 コードシンボル見て楽器を演奏するのは、ギターも、ピアノも、同じことだよ。 たとえば、「Cm」とか「C-」を見て、「楽器のどこを押さえたらこのコードの音が出るか?」のパターンを何パターンも、何パターンも、何パターンも覚えていけばいいだけだもん。 そして、それを、いろいろな組み合わせや配置で弾いて、自分がステキに感じる音楽になるように弾けるようになるだけだもん。

 上記の楽譜のなかで、コードシンボルが書いてある楽譜は、ジャズの本から引用させてもらったけど、この中の1曲を、ビル・エヴァンズはどのように弾いただろうか? 
 「自分もビル・エヴァンズみたいに弾けるようになりたいなぁ!」と思う強い思いを持っていれば、何年かかっても続けられるに違いないよ。 
 だから、いつかは、かなりいいセンで弾けるようになるかもしれないし、弾けるようにならないかもしれないし、それは自分次第だよ。
 「自分はシニアから始めたから」という人は、強い思いが有れば、何年かかっても、今回の人生では、ここまでだったけど、来世も続けていこうって思って、楽しんで続けている筈だよ。 
 それに、人間の寿命はどんどん長くなっているから、ビル・エヴァンズとまではいかなくても、シニアから始めて夢中で探究しているうちに何十年後に、自分ならではの演奏表現を会得して、さらなる高みを目指しているかもしれないよ。
 ビル・エヴァンズは何歳だっけ?50歳ぐらいだったかな?亡くなったから、彼の音楽的な進化はそこで止まってしまったけど、長生きして長く続ければ続けるほど、自分の音楽表現を高めることができるよ。 
 そりゃぁ、ビル・エヴァンズは片手で10度が届いたことは、本人の演奏音源を聴いたりトランスクリプション譜を見れは、明らかだよ。
 でもさ、自分はこの世に二人といないんだから、自分ならではの音楽表現を、いつでもどこでも自由自在にできることが、自分にとって最高の達成だよ!

一方でさ、
前回の記事に貼り付けた動画のように、
「ギターを買ってから一度もギターを触らなかった」ような人がさ、「友達の結婚式で自分がギターを弾けることを披露してサプライズさせたい」みたいな、目的だけが先行してしまっていて、しかも「ギター教室でセンセにちょっと教えてもらったら弾けるようになる」と思って、自分では何の準備もしないで、いきなりギター教室に行って、できるようになると思う?
動画の中でセンセが「1,000年かかりそうだね」って言ってるけど、1,000年はおろか、何万年、何億年、未来永劫、演奏できるようになる筈がないじゃない? だって、掛け算にしたらさ、
[自分でやる気ゼロ] x [時間数] イコール、【ゼロ】でしょ?
【ゼロ】に【何億年】をかけても、結果は【ゼロ】だよ。

ピアノだって同じことだよ。
つまり、
クラシックピアノの楽譜を、その通りに正確に弾いて幸せな人が、ピアノ教育の世界で言われるところの「コード奏法」なるものを、いくらやろうとしても、心の底で覚える気がゼロであれば、いくらお金を払ってレッスンに通っても、下記の動画みたいになるのは明らかだ👇

ちなみに、ピアノの世界でいわれるところの「コード奏法」の典型的な例が以下の動画だ 👇 
この楽譜のキーはGメイジャーだが、ビル・エヴァンズはBメイジャーのキーで弾いている。  
つまり、
「コード奏法」の本来の姿は、
「コードを見て弾くから、初心者でも簡単に弾けますよ!」なんていう、幼児向けとも見まごうような「子どもダマし」では全然ない、ということだ。 
ピアノ初心者に向けてピアノ教育界が宣伝する「コード奏法」と呼ばれるものの本来の姿とは、ジャズなのだ。
つまり、
「コード・スケール理論」などのジャズ文法に基づく瞬時のアドリブ演奏能力を駆使した、縦横無尽かつ音楽的な自己表現であり、そのための音楽語のボキャブラリーの構築のために、ビル・エヴァンスはもとより、ありとあらゆる即興演奏家たちは、今この瞬間も、洗練された高度な音楽表現の探究と試行錯誤を死ぬまで続けているということだ。
ピアノ教育界で宣伝されるところの「コード奏法」の本来の姿とは、ビル・エヴァンズのこの演奏だ👇
要するに、
 ①このコード譜を見て👇

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👆コード譜のキーは「Gメイジャー」
👇ビル・エヴァンズは「Bメイジャー」のキーで弾いている

 ②このように演奏することだ👇


 ピアノ教育界が宣伝する「コード奏法」の本来の姿とは、
「コードとメロディしか書いていない楽譜(コード譜)」から、
自分が持っている音楽語のボキャブラリーを駆使して、豊かな音楽を創出して自己表現をすることです。

 ちなみに、👆のコード譜は「キー:Gメイジャー」ですが、
 ビル・エヴァンズは「キー:Bメイジャー」で弾いています。
 このような、ピアノソロ演奏で原曲キーと違うキーで弾くことは、非常によくあることです。ポップスなどの「歌もの」曲をピアノでソロ演奏してみたことが有る人は、その理由を体感しています。 
 だから、すぐに移調演奏できることは、ピアノ教育界が宣伝する「コード奏法」なるものを教えるためには、必須のスキルになります。

 ですから、
「コード奏法」を宣伝するピアノの先生方は、絶対にジャズピアニスト(兼ジャズピアノの先生)に違いないのです。
 理由は、本来の「コード奏法」ができるのはジャズピアニストだからです。 
 従って、ピアノ教育界が言うところの「コード奏法」のレッスンを宣伝するピアノの先生は、ジャズピアノの先生に決まっているのです。
 もちろん、その先生は、ビル・エヴァンズとはいかなくても、人に教えてお金を取れるだけの然るべきクオリティのジャズの即興演奏を、その場で披露できるはずです。 
 つまり、ピアノ教育界が宣伝するところの「コード奏法」なるものを教えてお金をもらおうとするピアノ教師は、『ジャズ・スタンダード・バイブル』に収録されている曲ぐらいは、どの曲でも、コード譜を見ながら見事な即興演奏を披露してくれるはずです。 
 そして、もちろん、彼らは瞬時に移調して弾くなんて、当然のごとくできるはずです。
 👆これが、「本物の先生」と、子どもダマしにもならないような内容を売りつけようとしている「ニセモノ詐欺師」を見分けるための、絶対的なリトマス試験紙です。

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前回の記事の本文をもういちど貼り付けます👇

「コード奏法」なるものをやってみたいピアノ愛好家にとって非常に勉強になる動画なので、もいちど貼り付けます。
あ、楽器の種類は全然関係ありませんから。ギターでやってもピアノでやっても、コード楽器(ギターや鍵盤楽器。コードが鳴らせる楽器)の「コード奏法」って、まさしく、これです👇

👆「Fどう?」(←ギター的には(笑))
    「G(の指押さえ位置)はここ、ここ、ここね。」
    「ここでAマイナー。 Aマイナーやからね、これと、これと、これ。」
まさしくこれが、「コード奏法」ですよ!  
ギターもケンバン楽器も関係無く、これが「コード奏法」!

👆そして、楽器演奏で必ず挫折する人のパターンも表現されていますね。 自分では何にもやろうとしないで、「お金を払ってレッスンに通えば、教えてもらえてお手軽に弾けるようになる」という思い込み。 しかも、
教えてもらっても「指位置」を覚える気がまるでナシ! つまり、
その楽器のことを心の底から好きというわけでは、ない。
だからやがて必ず挫折する。

👆上記の動画のセンセの言葉:
  「覚える気が無いだけ」
もう、これが、習い事・お稽古事の、すべて!(笑)
  「覚える気が無いだけ」!!!(爆笑)
別に、センセにお金払ってレッスンに行かなくても、
覚える気が有れば、本やネット見て覚えられるんだよ。 
いつまでたっても、できないのは、あなたに、
  「覚える気が無いだけ!!!!!」(大爆笑!)


~ピアノ方丈記