ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

ピアノのための身体&メンタル

身体ほぐしを始めて6年が経った

へバーデン結節になって1か月弾かなかったピアノを再び弾き始めてしばらく経ちました。 左手の小指を使わないようにして弾いています。 一日に弾く時間を2時間以内にしています。 左手の小指の痛みは無くなりましたが、左手の小指の関節の肥大は、なくなって…

「ピアノの死神」と指の健康寿命を取引しないために

ピアノの死神なんて書くとショッキングだが、ピアノを突き指弾きやぶっ叩き弾きで連日のように長時間弾いていたらへバーデン結節になった時に、最初に浮かんだ思いが、 「私は、ピアノの悪魔と指の健康寿命を取引してしまったんだ...なんてバカだったんだ...…

80,000アクセスを超えました

昨日(2023年7月16日)、80,000アクセスを超えました。 粗忽者のこのブログが、読まれた方の参考なり反面教師なりになっているのであれば、少しは世の中の役に立っているのかもしれません。 この半年の間に、下記の記事が初めて「注目記事」にランクインして、…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その③)

前回の記事: 大人ピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その②) - ピアノ方丈記 の続き。 中高年やシニアといった、 大人のピアノ愛好者がへバーデン結節にならないように弾くためにはどうしたらいいか? を考えてみたよ!: 結論から言えば: へバーデ…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その②)

前回の記事: 中高年ピアノ・シニアピアノ・大人ピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その①) - ピアノ方丈記 の続き。 中高年ピアノ・シニアピアノ・大人ピアノでは、 指の健康寿命への注意が不可欠だ。 しかしながら、ピアノ教育産業は、少子化の穴埋めの…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その①)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③のオマケ) - ピアノ方丈記 の続きというか、 私がへバーデン結節になったと分かったのは、 片手で9度に届くか届かないのにもかかわらず、 10度以上の左手アルペジオをかま…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③のオマケ:へバーデン結節について)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③) - ピアノ方丈記 を書こうと思った理由は、 大人ピアノや、 シニアピアノや、 中高年ピアノと呼ばれる 'ピアノ教育'ビジネスが狙う新たなターゲット層において、 へバーデ…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③:へバーデン結節について)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その②のオマケ) - ピアノ方丈記 の続き。 私が「ピアノを買う前に、もう少しちゃんと考えておけばよかったなぁ...」と後から思う③番目は: ③ピアノを弾く指の健康寿命 「人生を…

70,000アクセスを超えました

今日、70,000アクセスを超えました。 粗忽者のこのブログが、読まれた方の参考なり反面教師なりになっているのであれば、少しは世の中の役に立っているのかもしれません。 このブログは、自分のために書き続けています。 一時期、書くことがなくなって更新し…

姿勢と「クラシックピアノレッスン教」

2022年9月28日に、下記の記事が一瞬だけ「注目記事」のトップになったことに触発されて、以下の文を書きました: 2022年9月28日追記: あれ?この記事がとうとう「注目記事」の筆頭になったよ! というわけではないんだけど、私が実体験から個人的に確信して…

身体ほぐしを始めてから5年経った

ピアノ演奏のためのというか還暦以後の幾久しい健康寿命のために身体ほぐしを始めてから、この8月下旬で5年が経った。 5年前に始めて本当に良かった!と心から思う。 この5年のうちに、姿勢が良くなり、それとともに、左の股関節のつまり感が消え、ピアノを…

ピアノ教師によって壊れていくピアノ愛好者

いやなブログを見てしまった...。 「いやな」というのは、そのブログ主さんのことではなく、 そのブログ主さんが書いている記事の内容、というか、 そのブログ主さんが、ピアノ教師たちによって壊れていく様子が あまりにもおぞましかったからである。 ひど…

ピアノ演奏の身体操作に関する言葉

以下は、20220324にアメブロに書いた記事: 下記の言葉から、 リストがヴァーチュオソだったのは当然ということがわかるね。 (しかも片手で12度に届いたそうだから、ピアノ的に無敵だね) 指が5本ついている手が二つあると思うな。身体から10本の指が生えて…

緊張に向き合うメンタルトレーニングで参考になる動画

以下は、20220131にアメブロに書いた記事: デーブ大久保氏の動画チャンネルは、 歴代の超一流のプロ野球選手OBたちが登場して、 彼らにしか語れないような、 超一流のプロが行う訓練の極意や、人生訓を聞けるので、 とても有難いチャンネルのひとつである。…

手が大きかったら弾いてみたいクラシックピアノ曲

以下は、20210109にアメブロに書いた記事: 私は片手で10度に届かないが、 もし手が大きくて、または指が長くて、 片手で10度以上に届くなら 弾いてみたいクラシックの曲がある。 グリーグ作曲の「ホルベアの時代から」の ピアノバージョンの第2楽章「サラバ…

ジストニア(続き)

以下は、20211017にアメブロに書いた記事: 昨日、ジストニアの記事を書いたのは、 私も、もしかするとジストニアの手前までいったかもしれないと思うからだ。 1年ほど前、ピアノを弾いている時に右手のミスタッチが増えた時期があった。 意図した鍵盤を指が…

ジストニア

以下は、20211016にアメブロに書いた記事: ジストニアは、プロのミュージシャンにとっては命取りにもなりかねないことは、こんな私でも知っているが、 ジストニアにうち勝ったこの方のこの記事に、 とても象徴的なことが書かれていた: ギタリスト田中義人…

手が小さい人がピアノを弾くとき

以下は、20211007にアメブロに書いた記事: 手が小さい人がピアノを趣味にするときは、 無理して譜面どおりに弾かない方が長期的なメリットが大きい、と感じる。 クラシックピアノでは、 「譜面どおりに弾ける」ことを絶対視するカルチャーが存在する。 当然…

身体操作セッションに参加した時の思い出(番外)

以下は、20210928にアメブロに書いた記事: 最近書いている記事: 身体操作セッションに参加した時の思い出(続き) 身体操作セッションに参加した時の思い出 の続き、というか、番外編。 これも、上記の記事と同様、何年か前に参加した時の思い出だ。 「音…

生き物はスゴイね!

以下は、20210923にアメブロに書いた記事: 生き物はスゴイね! 人間はスゴイよ! 頭で考えて、試行錯誤して、工夫しながら続けていくと、 相応に結果が出てくるね。 それだけの資質を持っているんだね、人間って。 ただ言われるまま、教えられるままでは、…

ツェルニーは、ピアノの「体育座り」である

以下は、20210921にアメブロに書いた記事: こんな記事があった: 「脱・体育座り」の中学校が話題…専門家オススメの座り方「歌膝」とは? 子供の“腰痛の原因”となる猫背もピンと!学校で馴染みのある“体育座り”が、子どもの体に悪影響をもたらすとして、体育…

身体操作セッションに参加した時の思い出(続き)

以下は、20210919にアメブロに書いた記事: 先日書いた記事: 身体操作セッションに参加した時の思い出 の続き。 数年前に身体操作のセッションに参加した時の思い出: ③ オペラ歌手や舞台俳優が多く参加する身体操作セッション。 トレーナーは俳優の男性。 …

身体操作セッションに参加した時の思い出

以下は、20210901にアメブロに書いた記事: こないだ書いたこの記事: この記事でした の続き: 数年前に身体操作のセッションに参加した時の思い出 ① フェルデンクライスの個人セッションに参加した。 トレーナーさんは、クラシックバレエのダンサーだった…

クラシックピアノは姿勢が99%か?

以下は、20210829にアメブロに書いた記事: と書いたが、実際には、 クラシックピアノは体格の大きさ(と指の長さ)が99% だと思う。 フィジカルに恵まれていれば、演奏姿勢なんてあまり考えなくても、ある程度は弾けてしまうと思う。 大柄のプロのピアニスト…

石の上にも4年

以下は、20210828にアメブロに書いた記事: 今月下旬で、身体ほぐしを始めて4年が経った。 いろいろな身体操作のプロの人たちの本やDVDやサイトを参考に、 アマチュアの身体操作の求道者の人たちのサイトに励まされ、 時おり各種の身体操作のセッションに参…

姿勢は教えられるものではない

以下は、20210821にアメブロに書いた記事: 姿勢は人に教えられるものではないと、しみじみ感じる。 理由は、教える際には必ず言葉が必要で、 言葉は、それを話す人、それを聞く人ごとに、認識が違うからだ。 「背筋を伸ばして」という言葉は、AさんとBさん…

一流ジャズ/フュージョンミュージシャンに見られる頭の特徴

以下は、20210820にアメブロに書いた記事: 以前から気になっていた件です。 楽器の種類に関係なく、私が個人的に「この人はスゴイ!」と感じた一流のジャズ/フュージョンミュージシャンの頭というか額(ひたい)には、ある身体的な特徴があるのではないか? …

ようやく姿勢がよくなってきた

以下は、20210818にアメブロに書いた記事: ピアノ演奏のために姿勢を治す取り組みをはじめて今月下旬で4年になる。 4年前と比べると、格段に姿勢が良くなった。 途中からは、姿勢の改善は、ピアノ演奏というよりも健康な老後のために、喫緊の課題となってい…

自分の身体スペックをリスペクトする

以下は、20210805にアメブロに書いた記事: 子どもの頃クラシックピアノのレッスンを受けていた時、先生に「小指が短いわね」と言われました。 何十年後にピアノを再開してレッスンを受けていたときも、同じ先生に「小指が短いわね」と言われました。 それで…

身体感覚はその人にしかわからない

以下は、20210803にアメブロに書いた記事: 今月の下旬で、自然な姿勢のための身体ほぐしを続けて丸4年になる。 野口三千三氏、橋本敬三氏、伊藤昇氏などの、往年のヴィジョナリーたちの言葉が、少しずつハラワタに落ちてきているような気がしているが、これ…