ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ道楽の日々

大人ピアノの日々

ピアノで「きれいな音」を出すために考慮すべきこと(その④、ついに本題に入りました)

〇〇すべきこと! な~んていう、ネット情報社会になってから当然のように使用されまくっている 「釣り」的なタイトルをつけましたけど、 人類の文明の歴史とは、利便性の向上と引き換えに、品性が失われていくプロセスですね。 ついに本題に入っていきます…

ピアノで「きれいな音」を出すために考慮すべきこと(その①にもなっていませんが)

〇〇すべきこと! な~んていう、「釣り」的なタイトルをつけましたけど、 インターネットが本格的に普及してからは、このテの「クリックを誘う釣りタイトル」は新聞雑誌各社のネット記事をはじめ一般的な常套手段ですからね。 いやはや、昭和の頃と違って、…

「ピアノ教師」の前で緊張してしまうメンタルでは、絶対にピアノを上手く弾けない

よく、 「家では上手に弾けるけど、ピアノのレッスンに行ってピアノ教師の目の前で弾くと緊張して思うように弾けなくなってしまう」 という文章を見かけます。 そして、 「ピアノを弾く時に緊張する自分はダメな人間だ!」 と、何もかも自分のせいにして、自…

身体ほぐしを始めて7年が経った

私が身体ほぐしを始めてから、今年の8月で丸7年が経過しました。 そして、現時点の結論というか実感は、 「継続は力なり。そして継続した力には加速度がついていく」 です。 ちなみに、 「物事には加速度がついていく」というのは、中学生以来の私の人生訓で…

私の絶対音感と相対音感の変化(2024年5月現在)

ずいぶん前に絶対音感と相対音感について記事を書いていた時期がありましたが、2024年5月現在の私の音感は、 ①絶対音感について: もはや気にもしなくなりました。 ふと耳に入った音楽のキーを当てられる確率は高くなったように感じますが、それは、ピアノ再…

ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その④)

前回からの続き。前回の記事は: ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その③) - ピアノ方丈記 前回までは: ジャズピアノに代表される、20世紀以降の音楽を追求するために、個人的にそうだ!と思ったり、非常にためになった内…

ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その③)

前回からの続き。前回の記事は: ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その②) - ピアノ方丈記 前回までは: ジャズピアノに代表される、20世紀以降の音楽を追求するために、個人的にそうだ!と思ったり、非常にためになった内…

ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その②)

前回からの続き。前回の記事は: ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その①) - ピアノ方丈記 前回までは: ジャズピアノに代表される、20世紀以降の音楽を追求するために、個人的にそうだ!と思ったり、非常にためになった内…

ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その①)

クラシックピアノは天動説、ジャズピアノは地動説 (その他雑感) - ピアノ方丈記 の記事に続いて、なんとなく書き始めます。 ピアノを再開してから9年になりました。 50歳を過ぎてからピアノを再開して以来、私は、ジャズピアノに代表される20世紀の洗練され…

身体ほぐしを始めて6年が経った

へバーデン結節になって1か月弾かなかったピアノを再び弾き始めてしばらく経ちました。 左手の小指を使わないようにして弾いています。 一日に弾く時間を2時間以内にしています。 左手の小指の痛みは無くなりましたが、左手の小指の関節の肥大は、なくなって…

「ピアノの死神」と指の健康寿命を取引しないために(その②)

ここ1か月、ピアノを弾くのを止めていました。その結果、左手の小指から、へバーデン結節の痛みはなくなりました。 でも、 左手の小指の関節の肥大は、なくなっていません。 今週から、再びピアノを弾き始めましたが、今後は、1日に2時間以上弾くことはない…

「ピアノの死神」と指の健康寿命を取引しないために

ピアノの死神なんて書くとショッキングだが、ピアノを突き指弾きやぶっ叩き弾きで連日のように長時間弾いていたらへバーデン結節になった時に、最初に浮かんだ思いが、 「私は、ピアノの悪魔と指の健康寿命を取引してしまったんだ...なんてバカだったんだ...…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その③)

前回の記事: 大人ピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その②) - ピアノ方丈記 の続き。 中高年やシニアといった、 大人のピアノ愛好者がへバーデン結節にならないように弾くためにはどうしたらいいか? を考えてみたよ!: 結論から言えば: へバーデ…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その②)

前回の記事: 中高年ピアノ・シニアピアノ・大人ピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その①) - ピアノ方丈記 の続き。 中高年ピアノ・シニアピアノ・大人ピアノでは、 指の健康寿命への注意が不可欠だ。 しかしながら、ピアノ教育産業は、少子化の穴埋めの…

シニアのピアノと指の健康寿命:「へバーデン結節」(その①)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③のオマケ) - ピアノ方丈記 の続きというか、 私がへバーデン結節になったと分かったのは、 片手で9度に届くか届かないのにもかかわらず、 10度以上の左手アルペジオをかま…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③のオマケ:へバーデン結節について)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③) - ピアノ方丈記 を書こうと思った理由は、 大人ピアノや、 シニアピアノや、 中高年ピアノと呼ばれる 'ピアノ教育'ビジネスが狙う新たなターゲット層において、 へバーデ…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その③:へバーデン結節について)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その②のオマケ) - ピアノ方丈記 の続き。 私が「ピアノを買う前に、もう少しちゃんと考えておけばよかったなぁ...」と後から思う③番目は: ③ピアノを弾く指の健康寿命 「人生を…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その②のオマケ)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その②) - ピアノ方丈記 を書く動機になったのは、数年前(コロナよりずっと前)にピアノ会に参加していた際に、ピアノ会でご一緒した人たちから聞いた様々なピアノ所有事情である…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その②)

前回の記事: ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント① - ピアノ方丈記 の続き。 私が「ピアノを買う前に、もう少しちゃんと考えておけばよかったなぁ...」と後から思う②番目は: ②ピアノを置く環境のじゅうぶんな事前整備と確保 じゅ…

ピアノを買う前に(私が個人的に)押さえておきたかったポイント(その①)

ピアノ(アコースティックピアノや電子ピアノ)を買う前に、 「このことを前もってもっと知っていればよかったなぁ...」 と私が個人的に振り返って思ったポイントを忘備録的にまとめておこう! と思っていながら、めんどくさくてそのままうっちゃっておいたら…

ピアノと日本の古典文学

最近、ピアノに生かせる日本の古典文学の金言を書いていますが、 私的に、ピアノじゃなくても楽器全般いや芸事全般を追求するために、いやもっと言えば、この世で生きるために押さえておきたい!と思う日本の古典の名著は: ①鴨長明『方丈記』鎌倉時代初期 …

ピアノ徒然草(つれづれぐさ)

前回の記事で、鴨長明(かものちょうめい)さんが800年前の鎌倉時代初期に書いた『方丈記(ほうじょうき)』の中に、大人の楽器趣味の神髄がこれ以上なく端的に言い切られている!ことを書きましたが、 吉田兼好(よしだけんこう)さんが700年前の鎌倉時代末期に書…

ブログの名前を変更しました

今日、このブログの名前を「ピアノ方丈記(ほうじょうき)」に変更しました。 いままでは「音楽の彼岸のピアノ遊び」でした。 そのまえは「おんがくの彼岸(ひがん)」でした。 ブログの名前を変えただけなので、いままで書いたコンテンツも、これから書くかもし…

絶対音感は回復することがあるかも(私見です)

絶対音感と相対音感のことについて、数年前から、自分の体験したことや見知ったことを書いてきました。 そして、ここ最近(2023年)、自分の体験から、また気が付いたことがありました。 それは、 音楽の趣味を中断してから20~30年経ったときに、子供の頃にあ…

遅まきながら Zoom Q2n-4K を買った

遅ればせながら Zoom Q2n-4K を買った。 「Zoom」というので、「Zoom会議」や「Zoom飲み会」の「Zoom」と思ったら、アメリカのZoom社よりも、もっともっと昔から存在する、日本の会社だった。 コルグの社員の人が立ち上げた会社とのことで、音響関連の機器を…

自分の演奏を動画に撮ると、いろいろ気づける

私が「この人は一流以上だ!」と思うケンバニストさんたちが口をそろえて言うのは、「自分の演奏を録音して自分で聴くと良い」という内容だ。 自分が信奉するケンバニストさんたちのプレシャス過ぎる金言なので、私はピアノを弾くときは毎回、ICレコーダーで…

人生は複式簿記だ

ピアノ教師をはじめ自営業の人たちは、そろそろ確定申告の準備を始める頃だろう。 白色申告ではそうでもないが、青色申告する場合は複式簿記の知識が欠かせない。 人生は複式簿記だ、というのが、私の人生訓のひとつだ。 私が今まで生きてきて悟った人生訓は…

ピアノの防音をめぐる所感

今年もすでに10日が過ぎ去ってしまった。 年末年始は、できる範囲でトランスクライビング(耳コピ)したり電子ピアノを弾いたりしていた(いままで苦情を受けたことはないが、アコピの部屋は防音室ではないので、正月3が日はアコピで音を出すのは控えた)。 電…

今年も、音楽のレベルが確実に上がった

もう12月も半ばなんだね。 光陰矢の如し。 歳をとるにつれて、月日の経つのがどんどん早くなってくる。 早過ぎるよ...。 健康で長生きしなきゃねって心底思うよ。 と言いつつも、今年も、去年と比べたら音楽に関して大きな進歩を遂げたことを実感できて、嬉…

楽器は、もともと、人間の頭蓋骨だった

以前、音楽の「楽」の文字 について、このブログに書いたことがあるが、最近、宇宙から新たな啓示を受けたので、それを記したいところなのだが、あいにく時間がとれないので、今日は結論だけ取り急ぎ記して後日追記することにする。と書いたけど、発作的に一…