ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

独学ピアノと、姿勢の改善

 

2017年の9月から、姿勢の改善をはじめて、2018年の3月から股関節の動きの改善をはじめ、2019年の1月現在、ようやく、がんばらなくてもなんとか真っすぐに座れるようになってきました(左の股関節がゴロンと向きをかえて座れるようになってきた)。

 

普段の生活の姿勢を改善して、健康に長生きをすることを、第一の目標にして、やっています。 股関節はコワイと思います、とくに、フルタイムでデスクワークの生活を送ってきた、運動不足&運動オンチ&身体が固い人間としては、なんとかしなければと思います。 よく街で、杖をついて歩いている人を見かけますが、あれは、片方の股関節が骨盤にくっついてしまったからでしょうか? 私はこれになりかけているような気がして、ほおっておくと左足の股関節が動かなくなると危機感を感じているので、なんとか回避しようと必死です。 エリザベス女王のお母さんがした「hip OP(尻の手術)」も、たしか人工股関節を入れる手術だったんじゃないかと思いますが、なんとか手術をしないで余生を送りたいものです。

 

姿勢の改善を自分なりにしてきたら、だんだん左手の動きが良くなってきて、子どもの頃より格段にピアノが弾きやすくなりました。 このまま股関節の可動域を上げる改善を続けていけば、もっと弾きやすくなるでしょう。 ピアノに限らず、何をやっても、やりやすくなるでしょう。

 

股関節の可動性は重要だと感じます。 同時に、股関節が動くようになるには、全身をほぐしていくことが必要だと感じます。 つまり、姿勢が悪くて身体が固い人が、ピアノが上手くなろうと必死に指ばかり動かす練習をしても、本質的にはあまり効果がないと思います。 それから、猫背は、何をするにもNGだと、ほんとうに思います。 メンタル面でも、猫背は、自信を失わせる姿勢だと思うので、人生の質を高めるために、改善すべきだと思います。

 

でも、「背筋をピンとする」、「お腹をひっこめる」、「指の付け根のゲンコの部分がいちばん高くなるような手の形でピアノを弾く」などなどなどなど。 

言うのは簡単なんですが、でも、一体、どうやって?? 

この、「どうやって?」が、キモです。 

「どうやって?」。 

「どうやって?」を教えてくれる人は、いや、教えられる人は、いるのだろうか?

究極的には、いろいろな人の言葉をもとに試行錯誤しながら、自分でつきとめるしかないんだと思います。

 

いや、実は、「どうやって?」と考える時点で、すでに「できない」んだと思います。

骨格や筋肉の条件が理想的に整って、人間にとって最も効率的な姿勢や動きができているときに、お腹が引っ込んだり、背筋が伸びたり、手の形が理想的になっている、ということなんだと思います。 そして、お腹が引っ込むといっても、「どのように」お腹が引っ込んでいるのか? 言葉は具体的にみえて、実は曖昧なものです。

 

tokyotoad