BSテレ東の「プレイバック日本歌手協会歌謡祭」を録画視聴しはじめてから、ほんとうに、
日本の歌の素晴らしさ、そして錚々たる歌い手さんたちの至芸に感激し手を合わせて視聴する日々である。 日本人に生まれて良かった～！！
最近の放送で特に心に残ったのは、朝丘雪路さんの「奴さん(やっこさん)⇒ドンドン節」。朝丘雪路さんてホンモノだね！すごい！「奴さん」といえば、かっぽれ。落語協会が取り組んでいる住吉踊りにもはいっている。それを、オーケストラの伴奏で朝丘さんが歌い舞い踊ると、こんなに粋で優雅になるんだね！なんとかピアノで表現できないかなぁ？と途方にくれながら凝視してしまったよ！ それから、ペギー葉山さん・雪村いづみさん・菅原洋一さんの別格ぶり！といっても、ほかの錚々たる名人上手の歌手の皆さんの中で、歌い方が違うのと、米軍キャンプの雰囲気があるのかな？ もちろん別格の存在の大御所演歌歌手の皆さんと発声方法が違うから珍しく聞こえるのかもしれない。 それから、セルスターズって誰？っておもったけど、そう、あの異色の名曲「ハチのムサシは死んだのさ」の女性ボーカル2人だった！ 「ハチのムサシは死んだのさ」は本当にスゴイ曲だ。 だいたい私の親が当時シングルのドーナツ版を買ってきたからね（それを私は所有している！）。 音楽に興味もヘッタクレもなかった親にレコードを買わせたその訴求力は絶大としか言いようがない。 「ハチのムサシ...」の楽曲については語りたいことが他にもあるので後日記事にしたい。 それから、梶芽衣子さんの「恨み節」！ 宇宙に「こんなに美人がいるのだろうか！」と驚嘆させる異次元の美人が梶芽衣子さんだ。 私は中村吉右衛門さんバージョンの「鬼平犯科帳」のおまさ役を見て「この人以上の美人がこの世に存在するだろうかっ！？」と同じホモ・サピエンスながらビックリしたのだが、梶芽衣子さんの「恨み節」は、衣装からしてスゴイ！ 梶芽衣子さんは、自分の売り方をご存知なんだね。 あんなメンズな衣装で、しかもあんな素顔メークとひっつめ髪で、ステージで人を惹きつける能力っていったいなんなんでしょうか！？超美人級の美人は、派手なステージ衣装もケバイいメークもアゲハチョウのような盛りまくったヘアスタイルも一切不要ってことだ。 そして、司会の合田道人さんの名調子もさることながら、先日の回の芳村真理さんの全く衰えていない司会力は脱帽ものだった。司会とは、単に歌手と曲名を紹介するだけではなく、ステージの雰囲気を和気あいあいと和ませながら、歌手や演者に気分よくパフォーマンスをしてもらって観客に最高のショーを届けるための、「しゃべり」以上の非言語コミュニケーションの絶大な力量が要ることを見せてくれた。
と、この番組というか、この番組が繰り出す日本の名曲のスゴさとそれを歌唱する名人芸に感服しっぱなしの私だが、ひとつだけ、別の意味でヤラレてしまったのが、この番組の間に差し挟まれる、おそらく筆頭スポンサーのあの通販会社？のカラオケマイク商品のCMで、その会社の社長と「あの人だれ？愛人？」な女性がデュエットで歌う、この曲だ。 そして、笑っちゃうようなベタ過ぎる楽曲とその絶妙にダサいマーケティング戦略に（←狙ってそう仕立ててるんだろうよ！）深い感銘を受けた私は、ついこのデュエット曲を耳コピせずにはいられなかった！その曲は：
夢グループの石田社長と保科有里が歌うデュエット曲「夢と...未来へ」だ！ 取り急ぎ耳コピしたコード進行をここに記録したい。 ほんとうに取り急ぎメモ紙に走り書きしたのでざっくりとだが、骨のコードはこんなかんじだ：
CMで流れるサビと思われる部分から：
キーはFメイジャー。「Cmaj/E」みたいなのは「ベース音がEのCmaj」←いわゆるインヴァージョンのコードまたは日本語で「分数コード」とよばれる、「スラッシュコード」だ(「ポリコード」ではない)：
目を閉じて～ 目を閉じて～ なにが～見えますか～
Fmaj Cmaj/E Dm Am
私を～ 思う～ やさしい～ 笑顔が～
Bbmaj Gm G7 C7
じぶんを 信 じ～ こうか～い し～な～い～ で～
Fmaj Cmaj A7/C# Dm Dm/C Bbmaj C7 Fmaj A7
いちどかぎり～の じ ん～せい を
Dm A7/C# Fmaj/C Bm7(b5)
ゆめみて～ ゆめみて～ 生きる～
Gm Bb/G Csus C7
もっと～ もっと～ しあわせになりたい～
Fmaj Am Bbmaj C7
もっと～ もっと～ しあわせに～ な～ろう～ ：
Fmaj Am Bbmaj Bbm6 Fmaj
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