ピアノ方丈記

音楽の彼岸にて【指の健康寿命を気遣いながら!】シニアのピアノ一人遊びの日々

Craig Taborn 関連サイトのまとめ

 

現時点で、地球上で最強のピアニスト&キーボーディストと私が思っている、クレイグ・テイボーンさんの関連サイトのまとめ:

 

 

20130813:

クレイグ・テイボーンさん関連のサイトを採集しつづけていたらまとまりがなくなってきたので自分の便宜のために主なものをまとめました:

 クレイグ・テイボーンさんの演奏動画:

ソロピアノライブ(Vimeo)

Craig Taborn Trioの演奏

Farmers by Natureのパリでのライブ

Farmers by NatureのNYでのライブ

Prismのライブ(Tront Jazz Festival)

ヴィジェイ・アイアーさんとのピアノデュオのライブ

クリス・デイビスさんとのピアノデュオのライブ

アルバム『Chants』のPV(ECMレコード)

アルバム『Daylight Ghosts』のPV(ECMレコード)

 

クレイグ・テイボーンさんのインタビュー(音声・動画):

Keyboardist Craig Taborn on his musical education and development (JazzTimesVideos) (←全部で4つ)

Craig Taborn in Conversation with Philip Bither (Walker Art Center)

テイボーンさん&ヴィジェイ・アイアーさんのインタビュー (Institute for Advanced Study)

テイボーンさんインタビュー(動画)

Craig Taborn Solo (27-01-2017) (Bimhuis Radio) インタビューとライブ

Jeremiah Cymermanさんのサイトにあるインタビュー

 

クレイグ・テイボーンさんの記事:

The Ethereal Genius of Craig Taborn (NY Times Magazine)

New York jazz pianist Craig Taborn talks to Chicago's Rob Clearfield

Craig Taborn: a keyboards virtuoso and composer to look out for

 

クレイグ・テイボーンさんはミネソタ州ミネアポリスの郊外で育ち、ミシガン州立大学では音楽を専攻したわけではないので、ジャズの中心地ではない土地の出身のことや、音大を卒業していないことについて尋ねる人も時にはいるが、結局のところ、テイボーンさんの存在は、出身地や学歴はプロの音楽家として成功するかどうかに全く関係ないということを証明している(ヴィジェイ・アイアーさんもそう。テイボーンさんの場合は、高校の音楽の先生から良い影響を受けたような気がする)。

 

たぶん、子供の頃から音楽に強烈に心酔&没頭して、とりつかれたように学習&練習したから、無名でありながら大学入学と同時にデトロイトのプロたちからサイドマンに使ってもらえるだけの実力がすでにあったんだと思う。その期待に応えてお釣りがくる演奏をしているうちに、ビッグネームからどんどんお声がかかって、そうやって引き上げてもらってさらに努力して期待に応えてお釣りがくる演奏をしているうちに世界的に名前が知られるようになったという、分厚い下積みの経験が、今の地位の土台にあるんだろうなぁ。それから、若い頃メジャーレーベルからリーダー作の制作を打診されたときも自分の音楽を曲げずに結局契約に至らなかったことで、逆に今の独自の地位を築けたんだろうなぁ(今はECMレコードの代表的なピアニスト)。多ジャンルを弾きこなし、リーダーとしてもサイドマンとしても実力者である点は、音楽を演奏して生き残るための強力な要素ではないかと思う。

 

テイボーンさんは、21世紀のピアニストとして後世に名を残すんじゃないかなぁ。現代音楽(白人の音楽)とジャズ(黒人の音楽)の進化が交差する地点に身を置かれて、パンクやメタルや電子音楽の要素も入れ込んで、今世紀までの西洋音楽の全ジャンル的な進化の極みを集約した表現を運命的に追求していらっしゃるように感じる。こういう音楽家が生まれるのが、アメリカがアメリカである由縁なんだろうなぁ。そして、ピアノに限らず、ある楽器で音楽を完全に制覇するためには、音楽/作曲理論の完璧な理解と創造活動と高度な即興演奏を可能にする頭脳が必要で、その上で、その頭脳が生み出すままに自在に表現できる優れたテクニックとフィジカルの両方が必要なんだなぁとつくづく思う。

 

 

20170625:

ジャズの地平線をゆくクレイグ・テイボーンさん(ピアニスト、キーボーディスト、作曲家)の長文記事がアップされていてびっくりしたのでリンクを貼ります:

The Ethereal Genius of Craig Taborn (The New York Times Magazine)

クレイグ・テイボーンさん、ジェイソン・モランさん、ヴィジェイ・アイアーさんは今日の米ジャズピアノの「郷ひろみ西城秀樹野口五郎」(御三家)と直感しているのですが知識が乏しいので定かではありません(が記事のなかに、何となくこの3人が並列的な位置づけで見られているのかなと勘ぐれるくだりがあります)。

 テイボーンさんに関する最も詳しい記事ではないかと思います。

 

 

もとの記事:

https://ameblo.jp/tokyotoad/entry-12286703630.html?frm=theme

https://ameblo.jp/tokyotoad/entry-12300707835.html?frm=theme

 

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