ピアノ以前の問題として、ヒト本来のパワートレインを取り戻したいと思っていますが(それによってはじめて、ピアノでもなんでも、無理のない自然な動きでできるから)、
日経のネット記事に、まさにその内容の記事を見つけました:
正しい腕振りを身につけよう ハサミがヒントに ランニングインストラクター 斉藤太郎
ピアノの場合は後輪駆動だと思いますが、ランニングの場合は前輪駆動のようです。
また、胸鎖関節に言及していますが、合気道のサイトでも言及されていて、その原理はまったく一緒です。ピアノでも一緒だと思います(ホモ・サピエンスの身体活動なので)。
「正しい姿勢」をとれば、肩の力が抜けて腕全体が脱力して気持ちいいんですが、その「正しい姿勢」の作り方がキモでなかなかできないんですよね。。。
こんなことがピアノと何の関係があるのかと思う人もいるかもしれませんが、今後は恐らく、ピアノのメカニカルな側面が、合気道などの日本の武術や野球などのスポーツと同一の原理に基づくものだ(ヒトがやることなんだから当たり前なんだけど)ということが、もっと広く理解されていくことでしょう。最悪のケースは、合気道などの日本の武道の動きに基づいたピアノの演奏法を、西洋人が提唱しはじめて、それに本家の日本の音楽家たちがあわてて追随することです。そんなブザマでカッコ悪いことにならないように、ピアノのプロで本質を分かっていらっしゃる方々が、積極的に日本式のピアノ奏法を広めていかれることを切に願います。トーシロの私としても、今ここでそういった内容をブログに残しておくんです。
関連記事:
tokyotoad