最近、「着物ポリス」とか「着物警察」とか呼ばれる人たちについてのネット記事を読んだ。
「着物ポリス」とはよく命名したものだ! 若い女性たちのセンスは素晴らしいね。
ところで、それだったら「ピアノ警察」もいるんじゃないかな? と思った。
「着物警察」も「ピアノ警察」も、習い事ビジネスの巨大な機構ができて、その機構の維持のために集金するシステムが、もはや惰性で回っているだけのような気がするよ。
昔は、着物を着るのに、学校なんて行かなかった。 今に置き換えれば、ユニクロ着るのに「ユニクロ着付け教室」に通わなければならないってかんじ? そして、ヒートテックのタートルを着るのに「タートルの部分は3つ折りにするのが正しい着方だ」とかいろんなルールを強要されたら? うるせー!ユニクロをどう着ようと勝手じゃねーか! ってなるよね。
着物を着るのにヘンテコなルールをいろいろ作って、しかも高い着物を売りつけようとするから、ふつうの人たちはみんな怖がって、着物に寄りつかなくなっちゃう。
ピアノのレッスン業界にも、そういうところがあったと思うが、今はどうなんだろうね?
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